同志社大学ラグビー部 ファンブログ

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2016年度大学選手権準々決勝、関西リーグ2位の同志社大学は関東対抗戦2位の早稲田大学と対戦しました。

伝統校同士の一戦とあって自ずと好勝負を期待していました。

試合は序盤から同志社が早稲田を翻弄します。
前半2分、FB崎口選手が早稲田陣深く攻め込むと最後はCTB石田幹太選手がトライ、ゴールも決まり7点を先制します。

16分には石田、崎口選手のランでチャンスを広げると最後はLO山田有樹選手がゴールラインに飛び込んでトライ、12-0とリードを広げます。

22分に相手ノックオンのミスからチャンスを広げると、ボール中央付近のラックからのボールが乱れたところを中央突破した崎口選手がトライ、ゴールも決まり19-0とリードを広げます。

その後も34分にWTB松井選手が崎口選手からのラストパスを相手に絡まれながらもたらいを決め、26-0とさらにリードを広げます。

39分にはSH大越選手からのパスを受けた安田選手が中央付近にトライ、33-0とリードを広げたところで前半が終了します。


前半は同志社が早稲田を圧倒していましたが、早稲田からのキックオフではなんと4回連続でボールキープできないなど、通常なら失点の可能性が高くなるような場面もターンオーバーや相手のミスなどでボールを奪い返していました。

また、スクラムでは早稲田優位の状況でしたが、何とか凌ぎ失点を凌ぐことができていました。

後半も最初に得点を挙げたのは同志社です。

6分には自陣からボールを大きく展開するとHO中尾選手からの折り返しのボール受けたFL丸山選手がディフェンスを振り切りトライ、40-0と大量リードします。

この時点で試合は決まったと思いましたが、ここから流れが早稲田に一気に傾きます。

11分に早稲田のモールから自陣ゴール前に攻め込まれると最後はディフェンスが乱れたところをあっさりとトライを奪われます。難しい角度からのキックも決まり、7点を返されます。

20分にはこれまで2度ほど注意を受けていたスクラムでの反則の繰り返しということでPRの要、海士選手がシンビンで10分間の退場となります。

この退場で一気に息を吹き返した早稲田は21分、スクラムで優位に立つと、キックパス受けたWTB梅津選手がインゴールでボールを抑えトライ、、ゴールも決まり40-14とします。

その後のキックオフではSO永富健太郎選手が直接ゴールを割るという痛恨のミス、中央付近で劣勢のスクラムとなります。ここから大きく同志社陣に攻め込まれます。

早稲田の選手のノックオンと思われた場面もFL野中選手のノックオンと判定されると、スクラムで大きく押し込まれます。
最後はこの試合再三前に出る好プレーを見せていたWTB本田選手がトライを決めます。

後半25分時点で40-19とわずか15分で同志社のリードが一気に21点差に縮まります。

その後も同志社ボールのラインアウトをHO中尾選手のノットストレートのミス、試合の流れが早稲田に傾いたままとなります。

後半は同志社にやや不利と思われる判定が何度か見られるなど、早稲田の大逆転劇という悪夢も脳裏に浮かび始めました。

29分には早稲田ノックオンと思われたプレーも膝にあたったということで、相手ボールのラインアウトになります。
この判定はおそらく妥当だったのでしょうが、場内は騒然となり始めます。

31分にはSO永富健太郎選手からのパスをまさかのレフリーがインターセプトです。このパスが通っていたら一気にトライという場面に冷や水を浴びせます。

再び場内騒然となりますが、結果としてこのプレーが同志社に落ち着きをもたらせてくれたように思います。

同志社が前半に見せたような攻撃のリズムを取り戻すと最後はCTB永富晨太郎選手がディフェンスに絡まれながらもトライ、ゴールも決まり47-19とします。
この時点で残り6分余り、勝敗の趨勢はほぼ決まりました。

その後、同志社は大きく選手を入れ替えますが、流れは再び早稲田に。
敗色濃厚な早稲田も必死の攻撃を繰り返し、二つのトライを返すも、47-31でノーサイド。

この瞬間同志社の11シーズンぶりの大学選手権ベスト4が決まりました。

後半11分に早稲田にトライを奪われるまではほぼ完ぺきな試合運びでしたが、後半は一気に流れを早稲田に持っていかれるなど次戦の東海大への不安も残すことになりました。

課題のスクラムでは早稲田に劣勢を強いられています。関西リーグで同志社スクラムを圧倒した京都産業大学も大型FW擁する東海大に優位に立てませんでした。

FWの機動力という意味では東海大と遜色はなさそうですが、BKの決定力も高く、スクラムも強力な東海大に勝利することはかなりの困難なミッションであるように思います。

幸い、次戦まで2週間空きます。短期間でのスクラム強化はほぼ無理だ思いますが、何らかの対策を練ることはできます。

総合力では間違いなく東海大が勝っていると思いますが、詰めの甘さのある東海大です。
勝機は必ずあると思います。

次戦、勝利して決勝進出、そして悲願の大学選手権優勝を達成してもらいたいです。

頑張れ、同志社!











2016年関西Aリーグ第5戦、ここまで4連勝の同志社大学は関西大学と対戦しました。
試合は75-10で同志社が大勝しています。

メンバーです。

1 趙
2 中尾
3 海士
4 山田有樹
5 堀部
6 丸山
7 野中翔平
8 末永

9 三木
10 永富健太郎

11 佐藤
12 阿部亮介
13 石田幹太
14 松井
15 崎口

16 平川
17 土田
18 石橋
19 戎
20 秦啓祐
21 大越
22 永富晨太郎
23 安田卓平

前半開始7分、FB崎口選手のトライで同志社が先制します。その後、関大にトライを返され同点とされますが、18分にHO中尾選手、37分には再び崎口選手がトライをあげ、19-10とリードして折り返します。

後半は地力の違いが徐々に表れ、同志社が漢代を圧倒します。

後半最初のトライも崎口選手です。
12分にはこの日が復帰戦のWTB松井選手の今季リーグ戦初トライが生まれます。その後もトライラッシュで松井選手は後半だけで3つのトライをあげました。

その他、この試合途中出場となった安田卓平選手も28分、31分に連続トライと決定力の高さを見せてくれました。

今季の同志社は昨シーズン以上に機動力が高まり、ボールを素早く動かす試合運びは健在です。
一方で、スクラムに弱点を抱えています。

FW第1列も機動力の高さは魅力ですが、やはりここでの役割はしっかりとスクラムを組むことです。
北川、才田選手がいたころは全国屈指といわれていましたが、北川、才田選手が抜けたことでその立て直しに苦慮しているようです。

体の小さな海士選手がPR3を務めざるを得ないところにその苦悩が表れています。
本来であれば石橋選手がPR3のレギュラーの座をがっちりと務めていなければならないのでしょうが、昨年怪我で離脱して以降、強さの上積みができてないようです。
PR3が期待されているにもかかわらず、体重が108キロとそれほど増えていないことも気になります。

もちろん体重の大きさだけでスクラムの強さを語ることはできませんが、身長180センチで3年目ということを考えると115キロくらいはほしいところです。
石橋選手も比較的動けるPRだと思いますが、機動力を犠牲にしてもスクラムで押されない強さとしぶとさを身に着けてもらいたいです。

第1列に大きな課題を残す一方、第2列、3列は全国でも屈指の強さをつけつつあると思います。
1年目からレギュラーで主将の山田有樹選手、高校日本代表で、U20日本代表でもある堀部選手、豊富な運動量と機動力で常にボールに絡む働きをするFL丸山、野中翔平選手、そして満を持して復帰したNO8末永選手と、魅力的な布陣を形成しています。

副将でもある秦啓祐選手もレギュラーに名を連ねていないところは寂しいところですが、現状では実力が不足しているということなのでしょう。
末永、野中選手を押しのけることは難しいかもしれませんが、丸山選手には副将としての意地を見せて再度レギュラーを奪取してもらいたいです。

スクラムさえ安定できれば、関西はもとより全国でも屈指のFWになると思うのですが、この時期からスクラムが急に強くなることは考えにくいです。
スクラムが弱いとセットプレーからの攻撃がどうしても後手に回るので、関東の強豪、帝京や東海などはもとより、今季スクラム強化が功を奏している天理にも劣勢が予想されます。

関西リーグはあと2試合ですが、次戦の立命館戦は2週空きます。短期では何ともならないと思いつつ、学生の伸びしろにやはり期待してしまいます。


BKでSH三木選手が今季初先発。SHは大越選手が不動のレギュラーだと思いますが、三木選手の的確で素早いパスワークも定評があります。昨シーズンまでは今季トヨタ自動車に進んだ岩村選手と大越選手の力量が突出していたため日の目を見ることはなかったですが、レギュラー出場しても遜色ない実力はつけつつあると思います。
今後はリザーブ中心となりそうですが、バックアップ要因としてバックスを支えてもらいたいです。

WTBではここ数試合佐藤一樹選手が先発を務めています。
高校時代花園でも鋭い動きをしており、ひそかに期待していましたがレギュラーはちょっと難しいかもと思っていました。4年目でレギュラーとなることは決して簡単なことではありません。地道な努力が結実した証拠でしょう。

ただ、今後も安泰かというと決してそうではありません。成長著しい2年目の山口選手や昨季のレギュラー氏家選手、決定力の高い日川高校の後輩鶴田選手と実力者が控えています。

WTBでは松井、安田選手を除けば、髙野選手の実力が抜けていると思いますが怪我で離脱中です。
まさにこのポジションは群雄割拠の状況です。

CTBも興味深い状況になってきました。不動のレギュラーかと思われた永富晨太郎選手がこの試合リザーブとなり、阿部亮介選手が先発です。
阿部選手は試合全体を見渡したパスワークに優れ、ゲームの組み立ての上手い選手です。総合力では永富伸太郎選手に分があることは疑いのないところだと思いますが、彼もチームに大きな影響力を与えられる選手です。
来季はCTB12阿部、CTB13永富晨太郎選手となるかもしれません。永富選手はSOでも試してもらいたいですが、ここには高井、芳森大輔、古城選手など期待の高い選手がいるのでそれはないのかもしれませんン。

ともあれ、両選手の今後に期待です。

バックスは充実していますが、やはり課題はFWです。選手層の薄さも気になります。

今季も帝京、東海、明治と関東勢の優勢が予想されますが、ここからの奮起を大いに期待します。







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