2017年度の新入生を見ていきます。

注目の1人は常翔学園のファイアラガ望サムエル選手です。
身長175センチながら体重は93キロ。

先の全国大会でも93キロの巨体を軽やかに操りながらのステップと縦への突破が記憶に新しい選手です。
確かラグビーは高校に入ってから始めたということでした。
それでも高校日本代表に選ばれています。

ラグビーという競技の性質上、高い身体能力とフィジカルの強さがあれば比較的容易に結果が出せてしまうということなのだと思います。

これがサッカーや野球ならどうでしょう。
高校から始めて高校日本代表に選ばれるようなことがあるでしょうか。
おそらくないでしょう。
あったとしても、ラグビーに比べるとその割合は圧倒的に少ないはずです。

同じボールスポーツでもサッカーや野球には高い身体能力だけでなく、競技を行うための高度なスキルも要求されます。そのスキルの獲得には通常長い年月が必要とされます。
かの神様と称されたNBA史上最高の選手との呼び声も高いマイケル・ジョーダンがメジャーリーグに挑戦するもさしたる結果が出せなかったことはこのあたりも関係してくるのでしょう。

ファイアラガ選手は基本的な体幹の強さとバネのようなしなやかさをすでに持っているように思います。
通常であれば数年かけて基礎体力の強化を計るところを、おそらくはすでに獲得しているのです。

身長こそ175センチとそれほど大きくはありませんが、補って余りあるほど強さがあれば高さはそれほど問題ではありません。
大学での活躍は未知数ですが、FWの前に出る強さと機動力を兼ね備えた選手として、大いに期待したいですね。