同志社大学ラグビー部 ファンブログ

カテゴリ: 2016年シーズン







同志社大学ラグビー部の2016年シーズン初戦は立命館大学と対戦です。

昨年5月に行われた立命館戦では71-12で大勝しています。今季初戦とあって緊張感漂う戦いとなりましたが33-19で勝利、まずまずのスタートといっていいでしょう。

前半開始5分に立命館にトライを許しますが、12分にCTB石田幹太、15分にSO芳森大輔選手が多々続けにトライを奪うとその後もHO永田、WTB氏家選手がトライを奪い前半を26-7とリードして折り返します。

後半一気に突き放し、初戦を大勝で終えたいところでしたが、後半のトライは同志社がFB崎口選手の1トライに対し、2つのトライを許し結局最終スコアは33-19と比較的僅差の結果となりました。

Aチーム初先発となったSO芳森選手は今季の起用もある程度計算できることが証明されたのではないでしょうか。
まだまだ課題はあると思いますが、もともと体が強く、ゲームメイクに加え自らの仕掛けも大きな武器の選手です。また、よく伸びるキックも魅力の一つで、一気に陣地を挽回するロングキックも見せてくれました。
高校時代に負傷した足の怪我も順調に回復しているようです。

今季のSOのポジション争いも面白くなりそうです。

また現在負傷で離脱しているPR海士、石橋選手の代わりに出場した趙、土田選手も何とか踏ん張っていました。2選手に比べるとスクラムの強さではまだまだといったところですが、Aチームで経験を積んで少しでも彼らに追いついてもらいたいですね。

昨季までHOを務めていた中尾湧馬選手は今季はNO8にコンバートしたようです。もともとはWTBでしたが馬力を買われてか、2年目途中からHOに転向していていました。
昨シーズン序盤はHOとしてAチームに先発出場していましたが、夏の東海大学戦を最後におそらくAチームの出場はありませんでした。
どうやらスクラムでの課題が浮き彫りになったようです。

U17高校日本代表やU18、U20日本代表候補に選ばれるなどそのポテンシャルは疑う余地がありません。
ただ、大学に入ってからはやや迷走している印象です。
WTB時代もスピードで振り切るというよりも体の強さを生かしたパワフルなランでトライをとる選手でした。その体の強ささらに生かそうとHOに転向したのだと思いますが結局うまくはいかなかったようです。

そして、今季はNO8に挑戦です。
中尾選手もレギュラーがとれそうでなかなか定着できない選手の一人です。
4年目となる今季こそ、その才能を発揮してもらいたものです。


初戦はまず勝利したということが大きな成果です。
次戦は5月15日の明治大学戦です。
明治はいわずと知れた各世代の逸材が揃う才能集団です。
しかし、5月1日に行われた流通経済大学戦では33-66と大敗しています。
相変わらず安定感を戦いをしていますが決して簡単に勝てる相手ではありません。

次戦は今季の同志社を占う一戦となりそうです。





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2016年シーズンもいよいよ始まります。

今季初戦となる立命館大学戦Aチームメンバーです。

1 趙
2 永田
3 土田
4 山田優樹
5 野中翔伍
6 秦啓祐
7 野中翔平
8 倉本

9 大越
10 芳森大輔

11 氏家
12 永富晨太郎
13 石田幹太
14 髙野連
15 崎口

16 平川
17 木田
18 田中遼一郎
19 吉田
20 平田
21 鎧水
22 平山
23 高井

24 中尾
25 佐藤
26 光部


サプライズとしては2年目の野中翔伍選手がLO5として先発出場することでしょうか。
同じく2年目の芳森大輔選手もAチームとしては初めての出場になりそうです。
また、PR3では3年目にしてようやくAチームでの初先発となる土田選手にも期待です。

その他は概ね予想の範囲内の選手です。

海士や石橋、朴成脩、永富健太郎選手といったAチーム候補の選手も軒並み欠場しています。怪我による欠場だと思いますが、この間に代わりに入った選手は経験をしっかり積んでもらいたいですね。

今季の立命館大学の実力は計りかねますが、おそらく同志社優位は揺るがないところでしょう。

初戦をいい形で勝利して、今後につなげてもらいたいところです。







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FBは4年目となる崎口銀次郎選手が最有力です。
1年目からBチームのレギュラーとして活躍し、Aチームのリザーブに名を連ねることもありました。高校日本代表候補などの肩書はありませんが、早くから同志社には不可欠な選手としてレギュラーで活躍しています。

崎口選手といえばやはり相手に突き刺さるハードタックルです。タックルにに甘い印象のある同志社陣の中では突出したディフェンス力を持っているといっても過言ではないかもしれません。

体がやや細く、下級生のころはウィングの選手のような見た目でしたが、徐々に大きくなってきています。
今季も最後尾でディフェンスの要としての役割を存分に発揮してくれることでしょう。

また、カウンターアタックも期待されます。
2年目まではどちらかというとランよりもパスという印象のあった選手ですが、先シーズンはランナーとしての片鱗も随所に見せてくれました。
闘志をむき出しにしてプレーをするタイプの選手ではなく、確実性の高いプレーと安定感が特徴です。しかし、今季は試合状況によっては、多少のリスクを冒してでも強引なアタックを見せてもらいたいです。

安田卓平選手はFBとしても楽しみな選手です。おそらくはWTBと併用して起用されることになると思いますが、細かいステップで相手を巧みにかわしながらのカウンターアタックは同志社にとって大きな武器になりそうです。

小林健太郎選手はCTBやWTBとの併用となりそうですが、今季は何とかレギュラーを獲得してもらいたいものです。

光部修平選手も期待の高い選手です。小林選手と同様CTBと併用されることになりそうですがFBとしても十分活躍できる実力を蓄えつつあります。

今季もFBは崎口選手が軸になると思いますが、実力の接近した選手も多くポジション争いにも注目です。





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WTB14はセブンズ日本代表の松井千士選手が不動のレギュラーといっていいと思いますが、当面はチームでの出場はなさそうです。
今年はリオオリンピックがあるため、大会が終わるまではセブンズを中心に活動することになるでしょう。

その間、2年目の髙野蓮選手が当面松井選手の不在の間レギュラーを詰めることになりそうです。
ただ、髙野選手もU20日本代表候補に選ばれており、合宿や試合等でチームを離れることも増えることになるかもしれません。
髙野選手は松井選手には及びませんが、おそらく松井選手を除けば最も速い選手なのではないでしょうか。
昨シーズンも1年目ながらAチームでの試合に出場するなど逸材が揃うバックス陣の中でも期待の髙い選手です。今季はスピードに加え強さも身に着けてレギュラー定着のための実力をつけていってもらいたいです。


同じく2年目の山口修平選手も期待の高い選手です。
昨年は怪我からの回復にシーズンを費やしていたようですが、今季躍進が期待される選手の一人です。
183センチ94キロとサイズはトップリーグでも通用しそうな大型BKです。
もともとFBとてもプレーしていたようなので、複数のポジションを任される可能性がありますが今季注目の選手です。

松井選手が戻ってくれば、松井選手がこのポジションを務めることになると思いますあがそれまでレギュラー候補がAチームでの経験を積んでもらいたいですね。





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CTB13の最有力候補は石田幹太選手です。昨季は怪我のためシーズン後半は欠場を余儀なくされていまたが4年目となる今季は年間を通しての活躍が期待されます。

石田選手の魅力は何といっても人に強いことです。タックルを受けても簡単には倒れず前に出る強さがあります。時にタックルを弾き飛ばして一気に抜き去るシーンも見せてくれます。
180センチ90キロと特別大きな選手ではありませんが、体幹が強く、ボディバランスに優れているのでしょう。

過去にはU20日本代表やジュニアジャパンととしても活躍するなどポテンシャルは折り紙付きです。
今季も体の強さを生かした突破が期待されます。

前に出る強さという意味では4年目となった小林健太郎選手も負けてはいません。昨季は本来のポジションであるFBに加え、WTB、CTBなど複数のポジションをこなすユーティリティプレーヤーとして起用されていましたが、レギュラー獲得には至りませんでした。
途中出場した際には前に出る強さを常に見せてくれます。今季こそ、レギュラーを獲得してもらいたいところですが、メンバーを見渡すとなかなか厳しいといわざるといえません。
それでも、レギュラー獲得に向けて更なる躍進が期待されます。

また、3年目の光部修平選手も期待の高い選手です。小林選手同様FBとの兼任の可能性が高そうですが、昨季大きく成長した選手の一人です。光部選手も体が強く、ボールを持てばゲインが期待されます。キック処理にも安定感があり、バランスの取れた選手といえるでしょう。

同じく3年目の高澤正徳選手にもさらなるレベルアップを期待したいです。3連覇中だった東福岡を土をつける原動力となった選手の一人です。高校時代は巧みなステップでディフェンスをかわすシーンが幾度も見られ、大学での活躍も多いに期待されていましたが、やや伸び悩んでいる印象です。
今季はまずBチームに定着し、Aチームのリザーブ入りを目指してもらいたいです。

2年目の安藤航平選手も楽しみな選手です。大学でも主力として活躍している選手が多いセブンズアカデミー合宿に選ばれた過去を持つ逸材の一人です。
今季は一気にAチームに絡むような活躍をしてくれるかもしれません。

CTB13は石田選手が軸になることは間違いありませんが、他にも楽しみな選手が多数います。
同志社の選手層も厚くなってきた証拠です。

このポジションは体の強さが求められるだけに怪我なくシーズンを過ごしてもらいたいですね。






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