同志社大学ラグビー部 ファンブログ

2016年02月






同志社のPR3といえば1年目の途中からレギュラーに定着した才田智選手です。
怪我での欠場を除けば不動のレギュラーとしてスクラムを支えていました。
昨年卒業した北川選手(現クボタ)とのコンビで組むスクラムは全国でも屈指の強さを誇っていました。

今季はスクラムで圧倒する場面はそれほど多くはありませんでしたが、同志社の強みの一つだったことは間違いありません。
4年にわたり同志社のスクラムを支えてきた才田選手も今年で卒業です。存在感が大きかっただけにその穴を埋めることは簡単ではありませんが、その第一候補として挙げられるのは同じ東福岡高校出身の来季3年目となる石橋海洋選手でしょう。

高校時代はラインアウトでのスロワーを務めるなど、スクラムだけなくパススキルも高く、フィールドプレーでの存在感もある選手です。

ただ、入学当初からそれほど体重が増えていないのがちょっと気になります。
今季最終戦の大東文化戦のメンバー表では180センチ105キロということです。やはりPR3であれば少なくとも110キロ以上欲しいですし、できれば115キロくらいまでは増やしてもらいたいところです。肩幅も広く、がっしりとした体形ですが、意外に体重が増えにくい体質なのかもしれません。
来季はシーズン通しての活躍が期待されるだけに今のうちにしかっりと増量しておいてもらいたいですね。

リザーブ候補としては同じく3年目をむかえる土田敬太選手です。土田選手は元U17高校日本代表の逸材ですがやや伸び悩んでいる印象です。スクラムでの強さがもう一つ物足りないのかもしれませんが、PRとしてはトライも多くポテンシャルでは石橋選手とも遜色ありません。
来シーズンはAチームのレギュラーを掴むべく、奮起に期待です。

その他、3年目の田中遼一郎選手や2年目の今井裕太選手もいますが、なんといっても高校日本代表にも選ばれた2年目の黒澤桂選手でしょう。185センチと身長ははワールドクラスです。体重はまだ100キロ台ですが順調に増やしていけば大型PRとして将来の日本代表との期待も膨らむ未完の大器です。高校時代からPRながらパススキルも高く、フィールドでのプレーは安定感がありました。やはり課題はスクラムなのでしょう。

今季もU20日本代表候補に選ばれながらも現在は外れているのも、課題のスクラムがまだ発展途上にあるということのなのかもしれません。


PR3は比較的実力の接近した選手が多いようなので切磋琢磨してレベルアップを目指してもらいたいです。
才田選手の存在感が大きかっただけに、代わりを務めるのは簡単ではありませんが新たな同志社のPR3像を作り上げてもらいたいですね。






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2015年度のHOはシーズン当初はレギュラーを東大樹選手と中尾湧馬選手が争い、リザーブの山﨑翔太、選手がレギュラーを狙うという構図だったと思います。他も藤川翔悟、永田享選手もレギュラー争いに食い込むなど群雄割拠の状況でした。

しかし、夏合宿で中尾選手がレギュラー候補から外れると、先発東、リザーブ山﨑選手という布陣でほぼ固定されていました。中尾選手はどうやらスクラムでの評価が芳しくないようで途中からBチームになってしまったようです。HO転向は2年目の途中からとまだまだ経験不足は否めませんが、馬力のあるフィールドプレーは依然として魅力があります。
U20日本代表候補にも選ばれるなどアスリートしての能力の高さは申し分ありません。
来季は再びレギュラー争いに参戦し、捲土重来を喫してもらいたいです。

HOのレギュラー最有力候補は3年目となる山﨑選手でしょう。171センチと小柄ながら体幹も強く、わずかなスペースを巧みに突く上手さを兼ね備えています。中尾選手同様アスリーとしての身体能力が高く、来季は今季以上の活躍が期待されます。

その他今季Aチームでの出場を果たした永田亮選手や平川隼也選手などの飛躍にも期待です。

例年なかなか安定しないラインアウトですが、今季はスクラムやフィールドプレーだけでなくラインアウトでの制度の高いスローイングでチームを牽引してもらいたいです。





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2015年シーズンのPR1は3年前の花園全国大会優勝メンバーである常翔学園出身、海士選手が務めました。
新シーズンも4年目となる海士選手が先発として支えることは間違いありません。
海士選手は172センチ105キロとPRとしては大学でも比較的小柄な部類に入ります。
しかし、スクラムの強さだけでなく軽快な機動力も魅力な選手です。以前も書いたと思いますが、あと10センチ上背があれば日本代表を狙える選手になっていたと思います。
しかし大学レベルではいかんなく存在感を発揮してくれることでしょう。

リザーブは今シーズン同様来季4年目となる趙隆泰選手が最有力です。
NO8から転向した趙選手も4年迎えます。海士選手の壁はなかなか厚いとは思いますが、果敢にレギュラーを狙ってもらいたいです。もともとNO8だったことからも体幹の強さと機動力は海士選手と遜色ありません。
やはり課題はスクラムでの安定した強さだではないでしょうか。ここを克服することができれば海士選手に匹敵する活躍が期待できます。

PR1はこの2人が軸になってくると思いますが、他の選手とはやや実力差がありそうです。
今後を考えるとやや不安が残ります。木田、木原、田中遼一郎選手などの奮起にも期待です。
田中選手はPR3が有力ですが、PR3は比較的層が厚いためPR1で経験を積んでもよさそうです。

今季、スクラムは関西屈指の強さを誇っていましたが圧倒するまでには至りませんでした。スクラムはラインアウトと並びセットプレーの要です。ラインアウトは長年不安定な状況が続いていますが、スクラムでは安定した強さをほぼ維持できています。

来季はスクラムだけでなく、現代ラグビーに不可欠となりつつあるフィールドプレーでの存在感も発揮してもらいたいです。





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同志社大学が大東文化大学に敗れ、2015年シーズンが終了してから早くも1月半が経ちました。

2016年シーズンの本格始動はもうしばらく先かと思いますがすでに各々体作りなど新シーズンに向けて準備を開始していることと思います。

今季は8シーズンぶりに関西リーグを制覇するなど着実に地力をつけてきています。大学選手権では慶応に快勝するも、筑波、大東文化に連敗しベスト4を逃しましたが、来季につながる戦いができていたのではないでしょうか。

松井、末永、秦、大越、永富、石田選手などこの世代屈指の有望選選手も4年目を迎え勝負の年になることは間違いありません。
来季も東福岡高校NO8服部綾、筑紫高校LO堀部直杜、修猷館高校SO古城隼人、SH原田健司選手など1年目から活躍が期待される逸材の入学も決まり、選手層を下支えしてくれそうです。

おそらく選手層では関西随一、全国では少なくともベスト8には入ってくるでしょう。
有望選手が集中する帝京や明治には到底かないませんが、筑波、東海、法政などには肉薄しつつあります。

あとは結果を残すのみです。
とはいえ、なかなか思うような結果を出すことができていません。
来季こそベスト4進出を実現させてもらいたいです。

次回から今季の活躍等も踏まえ、各ポジションのメンバー予想をおこなっていきます。





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