同志社大学ラグビー部 ファンブログ

2015年10月






早いもので関西Aリーグも第5節をむかえ、今節が終われば2試合を残すのみとなります。

今季の関西Aリーグは第1節で同志社が近大に敗戦、天理も関大にロスタイムで何と勝ち越しての勝利と混戦を予想させる結果になりました。

しかし、4試合を終えたところでは1位天理、2位同志社と概ね予想通りの結果に収まりつつあります。

10月31日には2試合が行われ、天理が関学に62-7、立命が関大に32-17で勝利しています。

昨季優勝の関学はここまで1勝4敗と元気がありません。
今後は同志社、京産との対戦が残されており、同志社に敗れると入替戦が現実味を帯びてきます。
数年前までリクルート強化に力を入れ、積極的に有望選手を獲得していました。
しかし、3年前同志社がリクルート強化を前面に打ち出したのと比例するかのように有望選手の獲得が少なくなってきています。

今季も東海大仰星出身のFL/NO8野村佑太選手が入学しているものの、FW、BKともに年々小粒になってきている印象です。

関学には同志社、天理などとともに関西リーグを盛り上げていってほしいので、今後の巻き返しに期待したいです。






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関西Aリーグ第5節、京都産業大学戦のメンバーが発表されました。

1 海士
2 永田
3 石橋

4 山田有樹
5 森山
6 秦啓祐
7 野中翔平
8 倉本

9 大越
10 渡邉

11 氏家
12 永富晨太郎
13 林
14 髙野
15 崎口

16 藤川
17 趙
18 森田
19 戎
20 高田
21 岩村
22 永富健太郎
23 吉澤


主将のPR才田、HO山﨑、CTB石田選手は欠場です。
スクラムの要、才田選手の欠場は痛いでしょうが、今後も常に出場できるとは限りませんし、今季で卒業します。
PR候補を見極めるにはよい試合になりそうです。

PR3には今シーズンからリザーブを務めている2年目の石橋選手が入りました。石橋選手も才田選手と同じ東福岡出身です。昨シーズンは怪我のためか、シーズン後半から試合出場でしたが、今季は春からしっかりと試合出場を続けています。

肩幅も広くPR然としていますが、意外にも体重がそれほど増えていません。
もともと走力もあり、ボール捌きもいい選手です。高校時代はラインアウトのボールを軽やかに投げ込んでいました。
フィールドプレーを重視し、あえて体重を増やしていないのかもしれませんが、PR3としてはもう少し体重がほしいところです。

前回3トライと大活躍したHO山崎選手は欠場です。リザーブにも名前がないことからおそらくどこか怪我をしたのでしょう。大事でないことを祈ります。

HOには3年目の永田選手が入っています。期待を寄せている中尾選手がリザーブにも入っていないことは寂しい限りですが、永田選手のプレーにも期待です。

CTB12は2試合連続で永富晨太郎選手が先発です。
彼はCTB12だけでなくSOやFBも試す価値は十分あると思いますが、当面はCTB12としてプレーの質を高めてほしいところです。

CTB13には林選手が復帰します。永富選手との連携が林選手の新たな一面を見せてくれるかもしれません。
また、この試合ではゲームキャプテンも務めることになっており、彼のキャプテンシーも見どころの一つでしょう。

WTB11は氏家、WTB14は高野、FBは崎口選手です。高い決定力を持つ氏家選手も前回はトライがありませんでした。
今回は永富選手からのロングパスで一気にトライを取るといったシーンが見られるかもしれません。決定力の髙さを見せつけてほしいです。

FBは崎口選手です。
ディフェンスの安定感を考えるとやはり崎口選手をおいて他にいないのでしょう。相手を正確に捉えるハードタックルは昨季主将田淵選手(現近鉄)を彷彿とさせてくれます。
身体能力が高く、動体視力もいいのでしょう。
ただ、直向で激しいディフェンスとは裏腹に攻撃面ではどこか遠慮しているようにも見えます。控えめな性格なのかもしれませんが、もう少し貪欲にアタックを仕掛けてもいいような気がします。

京産戦では積極的にトライを狙いに行く崎口選手を見せてもらいたいです。

今季の同志社が京産に敗れることはないと思いますが、やはり京産は不気味な存在です。選手層が薄く、ここ数年は毎年のように夏頃までは芳しい成績を残せていません。
しかし、シーズンが深まるにつれ着実に力をあげ、結果も残しています。

それでも、順当にいけば50点以上の大差で勝つことになると思います。
試合内容だけでなく、得点でも圧倒しての勝利を期待です。






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11月1日に行われる京都産業大学戦のメンバーを再び個人的な期待を込めて予想してみます。

1 海士
2 山崎
3 才田

4 山田有樹
5 森山
6 秦啓祐
7 野中翔平
8 倉本

9 岩村
10 渡邉

11 氏家
12 永富晨太郎
13 高井
14 髙野
15 光部

16 中尾(藤川)
17 趙
18 石橋
19 戎(朴成脩)
20 高田
21 大越
22 永富健太郎
23 崎口

※末永、石田、林、安田、小林健太郎選手は欠場予想です。

FWに関しては前節摂南戦のメンバーが現時点ではベストだと思います。
HOに運動量も多く、キレのある動きでトライを狙える山﨑選手が入ったことでFWに躍動感が生れたのではないでしょうか。
その他、夏合宿の東海戦以降Aチームを外れているHO中尾選手の奮起にも期待しています。
しばらくBチームで調整を続けるかもしれませんが選手としてのポテンシャルは申し分ないはずです。
来季につなげるためにも早めにAチームに復帰してもらいたい選手の1人です。

FL秦、野中、NO8倉本選手の陣容もサマになってきました。
NO8倉本選手の縦への突進はアタックの形として機能してきています。今後マークがきつくなる可能性もありますが、予想されていても前に出ることのできる選手になっていってもらいたいです。

秦、野中両選手も毎試合安定したパフォーマンスを発揮していると思いますが、この2人のポテンシャルはこんなものではないと思います。
彼らに求められているのは単にブレークダウンで競り負けないだけでなく、前に出る強さも求められています。
さらなる成長に期待です。

ハーフ陣はSH岩村、SO渡邉選手のコンビ、CTB12は永富晨太郎、CTB13は高井選手でしょうか。

高井選手は今季Bチーム中心に出場しており、公式戦の出場はまだありません。
これまでSO、CTB12での起用が多かったですがJr戦のここ2試合はCTB13での出場です。
170センチと小柄ながら自ら仕掛けることも多い選手で、積極果敢に攻め込む強気のプレースタイルは同志社では珍しいタイプといってよさそうです。
CTB13は強くて大きい選手が理想なのでしょうが、スピードがありテクニックに優れる高井選手がここに入っても面白そうです。
タイプ的に重なるとはいいがたいですが、スピードがあり細身ながらラインブレークが期待できる日本代表の松島選手のようなプレーを期待しているのかもしれません。
おそらく高井選手も出場したくてうずうずしているのではないでしょうか。石田、林両選手が欠場となればチャンスが回ってくる可能性も十分あります。

FBは光部選手に期待です。
今季のレギュラー崎口選手の持ち味は精度の高いタックルです。最後尾を守るFBとして安定したディフェンス力があり、タックルに甘い印象があるBK陣の中でも際立っています。
しかし、攻撃面ではもう一つ存在感に欠けています。ライン参加して攻撃を仕掛けることはあっても、フィニッシャーとしてトライを取り切るシーンはこれまでほとんどなかったように思います。
そもそもその役割を求められていないといえばそうなのかもしれませんが、FBとしてはもう一段レベルアップが必要なように思います。
光部選手は崎口選手にはない前に出る強さの他に、パス、キックもバランスが取れている選手です。崎口選手はやや伸び悩んでいる印象があるので、光部選手と切磋琢磨しながら、さらなる高みを目指してもらいたいです。

京産戦では新たな同志社BKの可能性を見せてくれることに期待しています。





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2015年関西Aリーグ開幕前は優勝候補筆頭は同志社と目されていました。

しかし、開幕戦の近大に惜敗、続く関大、立命戦も完勝とはいえない内容で今後に不安を残す結果となりました。

摂南戦では26失点しながらもFWで優位に立ち55得点と力強い攻撃を見せることができています。
今後に期待が膨らむ勝利となりましたが、まだまだ課題も山積しています。

1つはセットプレーの精度です。
関西屈指の強さを誇っているはずのスクラムももう一つ安定感を欠いています。
そして乱れることの多いラインアウト。
この2つを整備しなければ最終戦となる天理との対戦を前に足元をすくわれる可能性もありますし、天理とも厳しい戦いを余儀なくされるでしょう。
さらに、大学選手権を見据えても、セットプレーの安定は必須となります。

2つ目は選手の起用方法でしょうか。
山神監督は選手起用の柔軟性に欠けており、自身が決めた選手に固執する傾向があります。またポジション変更もあまり積極的ではありません。
もちろん固定したポジションで選手を起用することで選手間の連携が高まり、クォオリティの高いプレーが期待できます。

しかし、ともすればプレーがマンネリ化し、成長も停滞する可能性があります。
複数のポジションを経験しながら試合をこなすことで、プレーの幅が広がり、選手の成長につながるように思います。

現在学生最強の名をほしいままにしている帝京大学の岩出監督は新入生でも積極的に起用していますし、ポジション変更も比較的柔軟に行っています。

岩出監督の起用方法が必ずしも正解というわけではないでしょうが、大学でもっとも選手層の厚い帝京でも積極的に新陳代謝を行っている印象です。
このあたりの柔軟性が帝京6連覇を支える源泉の一つになっていると思いますが、どうなのでしょうか。

監督の中で今季のAチームメンバーはほぼ決まっている感じがしますが、Bチームにも有望な選手がいます。
試合で低調なプレーをしていた場合はもちろん伸び悩んでいるような場合、次の試合ではリザーブに回し、新たな選手を試すような積極性は必要だと思います。

このあたりはかなり難しい判断となりますが、大学生はパフォーマンスが必ずしも安定していませんし、抜擢によって新たな可能性を示すこともあります。

やはり、いろいろな選手を見てみたいものです。





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2015年関西Aリーグは第4節を終了し早くも折り返しをむかえました。
第4節終了後の順位です。

1 天理
2 同志社
3 摂南
4 近大 
5 京産
6 関学
7 立命
8 関大



ここまでの首位は4連勝の天理、3勝1敗の同志社と続いています。
3位以下は2勝2敗ながらも得失点差で摂南、近大、京産の順になっています。

昨シーズン優勝の関学は1勝3敗で6位。
今後は天理、同志社といった上位陣との対戦を控えており、入れ替え戦に回る可能性も出てきました。
関学は一時リクルートに力を入れており、同志社を凌くほど人材に恵まれていましたが、ここ数年はそれほどでもありません。元日本代表主将マコーミックをコーチに召集するなど強化体制は継続しているようですが選手層の薄さは否めません。

7位の立命、8位の関大も入れ替え戦の可能性があり、今後も厳しい戦いが続きます。

優勝争いは天理と同志社にほぼ絞られたといっていいでしょう。この2チームは開幕前から優勝候補と目されており本命の両者が優勝争いの中心となっています。

天理は今後、関学、京産、同志社、同志社は京産、関学、天理との対戦、最終戦での優勝決定戦となりそうです。

チーム力では天理と同志社が頭一つ抜けている感じがしますが、試合結果から判断すると大きな差はなく、今後も波乱があるかもしれません。

関西、関東のチームに関わらず最終的には大学選手権で好成績を残すことが目標になってきます。
長年関東のチームに歯が立たない関西チームですが、今季は帝京を除けば対抗できるかもしれません。

ラグビー人気が盛り上がっている今、関西のチームにも注目してもらいたいですね。





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