2018年度もいよいよ始まりました。

今季の同志社大学ラグビー部は、昨年の結果もあり期待と不安が交錯していますが、この時期はやはり期待のほうが大きくなります。

ラグビー部の新体制も発表されています。


監督    萩井 好次 (平成10年卒)


主将    山口 修平 (同志社香里)

主務    細谷 直杜 (茗溪学園)

副将    永富 晨太郎 (東福岡)

      平川 隼也 (長崎北陽台)

リーダ   秦 旭宏  (小倉)
                    
      平田 洋輔 (福岡)

      安田 卓平 (同志社)

寮長      青木 大峻 (茗溪学園)


改めてみるとなかなか豪華なメンバーです。

主将は大型バックスとして期待の高かったCTB山口修平選手です。
怪我の印象が強く、レギュラーとしての活躍が期待された昨シーズンも、春シーズンの途中から離脱しています。
高校時代から大型バックスとして期待されている選手だけに、今シーズンは主将として大車輪の活躍が期待されます。
ポジションは公式サイトではCTBとなっていますが、WTB、FBと他のポジションもそつなくこなすことのできる万能バックスです。

力強い走りとリーダーシップでチームを鼓舞し続けてもらいたいですね。

副将は大学でも屈指の才能を誇るCTB永富晨太郎選手です。
高校・大学と長くCTB12を務めていましたが、昨年はSO芳森選手の離脱で途中からSOとしてチームを牽引していました。
WTBはややミスマッチかもしれませんが、SO、CTB、FBはいずれも高いレベルでのパフォーマンスを発揮できるであろう万能型の選手です。
今季の躍進は彼の活躍にかかっているといっても過言ではないでしょう。


もう1名の副将はHO平川隼也選手です。165センチとHOとしても小柄な選手ですが、体幹の強さと果敢に前に出続ける闘争心はチーム随一といっていいかもしれません。
昨季関西Aリーグ最終戦、負ければ大学選手権出場を逃すという試合でもボールも持てば必ずといっていいほどゲインを切ることができていました。今季もアグレッシブで献身的なプレーでチームを支えてもらいたいですね。


リーダーはFL・NO8秦旭宏、FL平田大輔、FB安田卓平選手です。


秦選手は、トップリーグで1年目から先発に名を連ねていたお兄さんである秦啓祐選手をも凌駕する才能を持っているのではないかと思っています。
ただ、山口選手同様、怪我が多い印象です。
レギュラーとしての活躍が期待された昨シーズンも途中離脱しています。
密集の中でも僅かなスペースを見つけてラインブレークする能力はチーム屈指といえるのではないでしょうか。
スピードのあるFWとして、今季はフルシーズンの活躍を期待したいです。

FL平田大輔選手はまずレギュラー争いを勝ち抜くという試練があると思いますが、力強く、献身的なプレーは魅力があります。


FB安田卓平選手は、永富選手と並ぶ同志社の誇る才能です。
日本代表キャップもある将来が期待される逸材です。大学屈指の能力があることは疑いようがありません。
ただ、まだその才能を十分に発揮できているとはいえないのではないでしょうか。

プレーはスマートでチームの中心であることは間違いありませんが、昨季までのパフォーマンスは彼の能力を考えるとまだその半分も出せていないように思えてしまいます。
チームの今季の躍進は、永富選手同様、安田選手がかかっているといっても過言ではないでしょう。

昨シーズンの悔しさをばねにして、今季の活躍を期待したいですね。