関西学院戦メンバーです。

1 田中
2 平川
3 土田

4 野中翔伍
5 松野
6 平田
7 野中翔平
8 丸山

9 人羅
10 光部

11 安藤
12 永富
13 阿部
14 髙野
15 安田

16 山崎
17 中村
18 石橋
19 島崎
20 倉本
21 山田
22 高井
23 鶴田


レギュラー候補でこの試合のメンバー外の選手は以下のようになるでしょうか。

LO堀部、HO/LO服部、FL/NO.8秦、SH原田、SO芳森、SO古城、CTB/FB山口、WTB後藤選手です。
特に1年目からレギュラーの堀部、フィジカルが強い服部、突破力のある秦選手の欠場は大きいでしょう。

また局面を打開できる山口選手、今季Aチーム入りした後藤選手の欠場も痛いところです。

とはいえ、現状のベストメンバーで試合に臨むという点ではどのチームも同じです。
苦戦を予想していましたが、最後は勝ち切ってくれると思いながら見ていた試合でした。

結果は、14-21と後半に3連続トライを許しての逆転負けです。

何とも後ろ髪ひかれる試合でした。

序盤は一進一退の攻防でなかなか得点をあげられません。
お互い決定機をむかえられないまま前半も30分が過ぎていました。

31分、ついに均衡が崩れます。
この日初先発のSH人羅選手がゴール前のラックからボールを持ち込みトライ。
ゴールも決まり7-0とリードします。

このまま一気に流れをつかみたいところです。しかし、その後も押し気味に進めながらも得点をあげられず、ロスタイムに入ります。

終了間際、連続攻撃を続ける同志社。再びSH人羅選手が持ち込みトライ、ゴールも決まり14-0で折り返します。

ボールを動かすもなかなか前に出られず、もどかしい前半でしたが何とかリードして後半を迎えます。

しかし、ここからは関学優位の時間が多くなります。

後半2分にトライを決められると、15分にもトライ。14-14の同点にさせられます。
この後、PR田中→中村、HO平川→山崎、NO.8丸山→倉本、WTB安藤→鶴田選手と一気に4人の交代です。

トライ感覚に優れる山崎、鶴田選手、突破力のある倉本選手と本来先発メンバーで出なければならない選手たちです。
劣勢を打開するには十分かと思われましたが、投入後も目立った働きができないまま後半も30分を迎えます。

しかし、ここで得点を挙げたのはまたしても関学です。
結局ここでのトライが決勝点となり、そのままノーサイド。

同志社は大事な開幕戦を落としてしまいました。痛恨の敗戦です。

関学のディフェンスは確かにしぶとく、ひたむきに低く突き刺さるタックルを続けていました。
そして、最後まで集中力を切らすことはありませんでした。

それでも同志社の個々の能力を考えると、疲れが出る後半に一気に突き放してもおかしくありません。
それが、逆に後半は関学優位の時間が続いていました。

同志社はここまでのフィジカル強化が裏目に出て、個々の能力で突破できるはずの場面でも簡単にタックルで止められていたように思います。

想像でしかありませんが、フィジカル強化のためのトレーニングが逆に身体能力に優れる同志社の選手のキレを奪っているのではないでしょうか。

局面を打開できる能力を持つ永富、高野、安田3選手の動きがそれほど目立たなかったのはそこに原因があるように思えてしまいます。

この試合、終始いい動きをしていたのは主将の野中選手、長い怪我のリハビリからようやく復帰した阿部選手くらいです。

力強い突破が持ち味の倉本選手も動きが重く、昨年までの破壊力が影を潜めていました。
春先にいったんPR転向を試みたことが原因なのか、重量オーバーのようにも感じます。骨太の体格ですが、身長を考えると95キロくらいのほうがバランスよく動けそうです。

これらの要因を考えると今季は厳しい戦いが続くことが予想されます。
おそらく目指すべき方向性は間違ってはいません。

ただ、意識の切り替えがまだついてきてないのでしょう。
昨シーズンまでは個々の才能に合わせ、ボールを自在に動かしていましたが、今季は一転、オーソドックスな展開に終始しているように感じます。

理由の一つは、昨年まで高速ラグビーを支えていたSH大越選手が抜けたことでしょう。
人羅選手も球捌きの良い選手ですが、まだまだ大越選手の域には達していません。

また、昨季、秦啓介選手を押しのけてレギュラーを獲得していた丸山選手の動きももう一つでした。
秦選手は今季NTTドコモで既に先発出場を果たし、レギュラーとして定着しようとしています。
個人的に秦選手は大学1年目から応援していたので、昨季リザーブ出場が続いていた時は残念でなりませんでした。
しかし、丸山選手はその秦選手をリザーブに追いやる力強い動きをしていたのもまた事実です。

今季は途中怪我もあってか、まだ本来の動きが戻ってきていないようです。

LO野中翔伍、松野選手は残念ながらまだAチームの実力はつけていないように思います。
現状ではAチームのリザーブもしくはBチームといったところでしょうか。

とはいえ、もうすでにシーズンは始まっています。

これから、昨季までのラグビースタイルに戻せるわけもなく、今のフィジカルを前面に出していきたいというスタイルを目指しつつ、個々の能力を活かせるラグビーに修正していってもらいたいところです。

次節は10月14日(土)の立命館大学戦です。
立命も主力に怪我を抱え、決してベストメンバーではありません。
ただ、フィジカル強化には定評があります。今ので同志社では簡単に勝てる相手ではありません。

しかし、次敗れると今季の大学選手権出場はかなり厳しくなります。

なんとしてでも勝って、初勝利を迎えたいところです。