2017年5月4日(木)、同志社大学対慶應義塾大学の100回目の定期戦を迎えます。

この記念すべき100試合目の試合会場はラグビーの聖地、秩父宮競技場です。

今回は定期戦に先立ち、小学校、OB戦もあります。
楽しみな定期戦になりそうです。

さて、メンバーです。

1 田中翔
2 平川
3 土田
4 堀部
5 服部
6 丸山
7 野中翔平
8 倉本

9 原田
10 芳森

11 鶴田
12 永富
13 山口
14 後藤
15 安田卓平

16 奥田
17 中村
18 石橋
19 嶋崎
20 秦
21 山田
22 古城
23 光部

2年目の東福岡高校出身の服部選手がLOとして先発します。高校時代は、HO、LO、NO8など複数のポジションをこなし、高校日本代表ではPRとしても活躍していました。

大学では一応HOのポジションだったようですが、今回はLOとしてチームを支えてくれます。
昨シーズンはおそらく怪我からのリハビリでほぼ試合出場がなかったと思いますが、今期はシーズン通して活躍が期待されます。


もう一方のLOは1年目からレギュラーとして活躍した堀部選手です。細身ながら積極的にボールに絡み、攻守に重要な働きをしていました。今期は体重も少し増えていますが、100キロを目指して体を大きくしていってもらいたいですね。

PRは田中翔、土田選手、HOは平川選手です。
現トップリーガーの北川、才田選手を要した時代からは大きさ、力強さはやや見劣りしてしまいますが、第一列はスクラムの要です。圧倒できないまでも、何とか踏ん張るスクラムを見せてほしいです。

FLは丸山、野中翔平選手、NO8は倉本選手です。
これらの選手は下級生のころからAチームに出ていました。今季は早くも最終シーズンです。ブレークダウンでの活躍に期待です。

SH原田選手、SOは芳森選手です。
いずれもU17高校日本代表の中心メンバーとして活躍していました。今季はその高いポテンシャルを大いに発揮してもらいたいです。

原田選手はSHながら強気の突破で果敢にチャンスメイクをする攻撃的なプレーが持ち味です。同じく攻撃的なSO芳森選手とのゲームメイクが楽しみです。

また、修猷館高校の先輩で、大学では同期のSO古城選手はリザーブに入っています。息のあったプレーも見られるかもしれません。

CTBは永富、山口選手です。大器の呼び声高い永富選手もはや3年目。パス、キック、ランとすべてに高いスキルを持つ選手ですが、その高いポテンシャルを考えるとまだその能力を発揮できていないようにも感じます。
将来日本代表を狙える逸材だと思っています。今季はその才能を遺憾なく発揮するシーズンにしてもらいたいです。

CTB13は昨季WTBを務める事の多かった山口選手です。
体格は183センチ95キロとすでにトップリーガー級です。フィジカルを活かした力強い突破を快速を見せ付けてほしいですね。

WTBは鶴田、後藤選手。
鶴田選手は日川高校時代から注目していた選手です。迷いのない直線的なランと瞬間的なスピードは大学でもトップクラスだと思います。
大学では3年目から頭角を現し、セブンズ代表としても活躍しました。
今季はそのポテンシャルの高さを15人制でも示してくれそうです。

後藤選手はおそらく4年目で始めてのAチーム先発です。
セブンズでの活躍がAチーム先発につながったのでしょう。WTBは高野、内田選手と他にも有力な選手がおり、熾烈なレギュラー争いとなりそうですが、後藤選手にも頑張ってもらいたいですね。

FBは安田選手です。
昨シーズンはバックスのエースとして活躍のみならず、日本代表にも選出されるなど大いに飛躍した年となりました。今季もチームのキープレーヤーとし大車輪の活躍を見せてくれるでしょう。

リザーブには長く怪我に苦しんでいるPR石橋選手やFL秦選手も名前を連ねています。おそらくリザーブ人にも出場の機会が与えられると思います。

しっかりと存在感を示してもらいたいですね。

100周年目の記念大会。

勝利で今季の初戦をむかえられることを期待しています。