関西Aリーグ第2戦、2連覇を狙う同志社大学は摂南大学と対戦しました。

前節京都産業大学戦はロスタイムでの逆転劇でなんとか勝利をものにしましたが、今後の戦いに不安を残す内容となりました。

摂南戦は今季の同志社を占う重要な一戦です。

メンバーです。

1 海士
2 中尾
3 土田
4 山田有樹
5 堀部
6 丸山
7 野中翔平
8 末永

9 大越
10 永富健太郎

11 佐藤
12 永富晨太郎
13 石田幹太
14 安田
15 崎口

16 平川
17 趙
18 石橋
19 朴
20 平田
21 三木
22 阿部亮介
23 氏家


レギュラークラスでは秦啓祐、山崎選手が外れています。怪我などで調子が上がらないのかもしれません。
いずれも少なくともリザーブには名を連ねてほしい選手だけに今後の奮起を期待したいです。

その他セブンズの日本選抜に選ばれている鶴田選手や大型BK山口、光部、高井選手などもリザーブから外れています。BKの層が厚くなることは喜ばしいことですが、数年前を考えると何とも贅沢でややもったいない状況に思えてしまいます。

さて、試合は試合開始早々から同志社ペースで始まります。

前半2分FB崎口選手のトライを皮切りに、11分CTB永富晨太郎、20分WTB安田選手などのトライで前半を42-0と大量リードで折り返します。

後半に入ってもFL丸山、HO中尾選手がトライをあげ大勝ムードが漂います。その後メンバーを入れ替えながらも得点を重ね続け結局92得点の圧勝です。1トライを献上するもおおむね力量差を示すことのできた試合だったのではないでしょうか。

後半途中出場の氏家選手は3トライを決定力の高さを示し、面目躍如といったところでしょう。
氏家選手は快速ウィングとはいえないかもしれませんが、やや有利な形で展開できた時の決定力は抜群です。
松井、高野選手が復帰すればリザーブも危うい状況かもしれませんが、今後もフィニッシャーとしての存在感ンを示し続けてもらいたい選手の一人です。

今季は充実のBK陣に対し、FWの脆弱さが目につきます。摂南戦は力量差が大きく圧倒することができましたが、関西リーグでも上位校には今後も試練の戦いが続きます。

次戦の近畿大学は初戦で立命館大学を35-26で勝利すると、次戦の関西大学戦も勝利し開幕2連勝としています。実力差はある程度ありそうですが昨シーズン苦杯を嘗めた因縁の相手です。

圧倒しての勝利をあげ開幕3連勝といきたいところです。