2015年度の関西Aリーグ開幕戦は、昨年2位の京産、3位の同志社がそれぞれ摂南、近畿に敗れるなど波乱含みの展開となりました。
第一節の結果です。
関学-立命 21-17
摂南-京産 34-26
天理-関西 35-31
近大-同大 22-19
今季の関西リーグは同志社と天理が優勝候補に挙げられていましたが、第1節の結果をみると今季も混戦になる可能性が出てきました。
2014年度の順位です。
1 関学
2 京産
3 同志社
4 天理
5 立命
6 摂南
7 近大
8 大体大(Bリーグ降格)
シーズン開幕前の各チームの対戦状況などを考えると、同志社と天理がやや抜けているというのが大方の予想だったと思います。
しかし、同志社は近大に僅差で敗れていますし、天理は関大に後半ロスタイムまでリードを許しており、関大が勝利してもおかしくない試合でした。
ラグビーは番狂わせの少ないスポーツといわれていますがわからないものですね。まあ、天理は勝ってますが。
同志社は次戦、天理戦の勝利をもう少しのところで逃した関大戦です。
関大には5月10日の招待試合で59-0で完封勝利と快勝しています。
5か月足らずでこの時の差が縮まっているとは思えませんが、初戦敗れている同志社はかなりのプレッシャーを強いられると思います。
同志社が序盤に点差を広げられなければ、僅差になる展開も十分考えられます。
その他第2節では天理が近大と対戦します。ここで近大が勝つようだと一気に優勝候補筆頭に挙がってくるといっても差し支えなさそうです。
関西Aリーグの実力が上がってきてるのかもしませんが、このあたりはどうなのでしょうか。
全体の実力差は少なくなってきているとは思いますが決して強くなっているようにはちょっと思えません。
第一節の結果を見た限りでは今季も関西Aリーグから大学選手権ベスト4は難しそうです。
もっともまだリーグは始まったばかり。
今後大きく成長する可能性もあるでしょう。
近年関東の強豪チームにはなかなか通用しない関西のチームですが、今季は関東のチームに一泡吹かせてほしいものです。