関西Aリーグ開幕戦同志社大学は近畿大学と対戦、よもやの敗戦となってしまいました。

負けたという現実を変えることはできません。
同志社の選手や監督などのスタッフはこの日の敗戦を真摯に受け止め、その敗因分析にとりかかっていることでしょう。

この日の試合は前半2分にHO東選手のトライで先制しますが、その後はミスなどで互いに攻め手を欠きしばらくスコアが動きません。

次に得点を挙げたのは近畿大でゴールも決まり5-7と逆転を許します。しかし終了間際NO8高田選手のトライで逆転に成功、前半を12-7で折り返します。

後半開始早々、FWキーマンの1人末永選手が負傷退場してしまい、その後の展開に暗雲が立ち込めたかに見えました。それでもCTB林選手がトライをあげ19-10と近大を突き放しにかかります。

その後攻め手を欠く同志社の流れを変えるべく、後半15分過ぎからSH大越、SO永富健太郎、HO山崎選手を順次投入していきます。
しかし、テンポアップを狙った選手の起用も上手く機能せず、近大に連続トライを許し、19-22と逆転されてしまいます。

その後同志社も粘りの攻撃を懸命に続けますが結局得点を奪うことができずノーサイド。
手痛い敗戦を喫しました。

しかし敗戦を悔やんで下を向いている時間はありません。

次の関西大学戦に向けてしっかりと修正する必要があります。
勝利したチームに勝因があるように、負けたチームにも必ず敗因があります。

同志社の戦力はおそらく関西髄一。実力を発揮できれば勝てるはずです。
しかし、相手チームはその同志社に勝つための戦略や戦術を当然立ててきます。

同志社に戦略や戦術がないとはいいませんが、やはり足りない部分があったのでしょう。
この日の誤算は色々あげられるとは思いますが、1つは前日の関大B戦で負傷退場した小林健太郎選手がこの日のリザーブから外れざるを得なかったことです。

・リザーブの起用方法に対する疑問
それにしても、前に出る強さのある切り札的存在の小林選手をなぜ前日のBチーム戦に先発出場したのでしょう?
大越、永富選手も然りです。この両選手は前日の関大B戦で後半20分近くまで出場していました。
前日にトータルで60分近いプレーをしている選手が翌日の試合で途中出場して流れを変えるような力強いプレーは普通に考えれば期待できそうにありません。
いくら回復の速い20歳そこそこの選手でも、疲労とともに前日に受けたコンタクトによる体へのダメージは相当なものでしょう。
AチームのリザーブがBチームで経験を積むことは重要ですが、第一に考えるべきことはA戦で勝つことです。
特に初戦はどうしても動きが硬くなり、思うようなプレーができないことも珍しくありません。停滞した局面を打開するためには万全なコンディションのフレッシュな選手が必要です。
大事な初戦ということを考えるとリザーブは前日の試合を欠場してもよかったのではないでしょうか。

昨年の開幕試合である天理戦では、リザーブも前日の近大B戦には一人も出場していません。この試合に対する意気込みが感じられます。
どうして今年はリザーブ全員を前日の試合に出場させたのでしょうか。しかも山﨑選手を除き5名は先発出場です。

監督がこの試合に必勝態勢で臨んでいたのかやや疑問が残ります。近大になら勝てるという驕りがあったように思えてなりません。

今回の敗戦は今後の飛躍のための一敗と信じたいです。