2015年9月27日関西Aリーグもいよいよ開幕です。
同志社の開幕戦の相手は昨年関西リーグ7位の近畿大学です。
近畿大学は近年リクルート強化を前面に出しており、今後同志社を脅かす存在になってくる可能性のあるチームです。

しかし、今季はまだまだ実力差は大きく、負けることはないだろうと思っていました。

その近大に優勝候補筆頭のはずの同志社がよもやの逆転負けを喫してしまいました。
今は唯唯残念です。

番狂わせといえばそうなのでしょうが、近大は同志社戦にしっかりと照準を合わせ、同志社対策をしていたのだと思います。
一方の同志社はどうでしょう。おそらく近大相手には自分たちのラグビーをすれば勝てると考えていたのではないでしょうか。

9月に行われた慶応との定期戦では同志社が勝利しています。その慶応は同志社が敗れている筑波をしっかりと押さえこみ33-22で勝利を手にしています。

結局このあたりの差なのでしょう。
近年の慶応は前評判こそそれほど高くありませんが、2年連続で大学選手権4強に進出しています。
戦力で劣る分、綿密にチーム戦術を練ったうえで試合に挑んでいる印象です。

一方の同志社は対戦するチーム合わせて綿密に戦術を立ててきているようには思えません。
もちろん、実際のところはわかりませんが、試合運びのまずさを考えるとそのように考えてしまいます。

次戦の関西大学も決して簡単に勝てる相手ではありません。優勝候補の一角、天理に相手にロスタイムに入るまでリードし、勝利目前というところまで行きました。最後は惜しくも逆転され、勝利を逃していますが、このことからも舐めてかかると足元をすくわれる恐れは十分ありそうです。

初戦は痛恨の逆転負けで、出鼻をくじかれてしまいましたがリーグ戦はまだ始まったばかり。
ここから修正して、強い同志社を復活させてほしいところです。